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2020/07/29事故のトラウマ

コロナの影響で4月から臨時休業していた

 

 

上陸ツアーとデジタルミュージアムが

 

 

7月23日、約4ヶ月ぶりに営業を再開しました

 

 

コロナ禍の中で4連休とも相俟って連日満席を頂き

 

 

ミュージアムにも沢山のお客様が来て頂きました

 

 

 

私も久しぶりにお客様とお話が出来て非常に

 

 

楽しかったナビゲーター木下です。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて今回は、端島炭鉱の節目となった事故のお話と

 

その事故に纏わる私の親父のお話をしたいと思います

 

端島炭鉱は海底の606メートル付近まで

 

ケージと呼ばれたエレベーターで坑内に降りていき

 

そこから1キロメートル先にある人車と呼ばれた

 

トロッコ列車で海底の800メートルから1000メートル

 

付近まで下って採炭を行っていました

みのる 
みのる

 

 端島炭鉱は、安全第一で採炭を行っていましたが

 

 

昭和39年お盆の休み明け未明に

 

 

坑内で自然発火火災が起こり直ちに海水による

 

 

消火活動が行われ一時は収まったかに見えたので

 

 

土のうによる採炭現場の密閉作業を行っていた所

 

 

十数時間後に再び白煙が上がり爆発事故が起こり

 

 

作業を行っていた10名(内1名死亡)が負傷する

 

 

事故になり全員病院へ搬送されました。その後

 

 

現場を再びコンクリートブロックで密閉しようと

 

 

その準備をしていた所また、ガス燃焼発火が起こり

 

 

21名が負傷すると言う大きな事故になりました

 

 

その後坑内の採炭現場を諦め、坑内に海水を入れ

 

 

水没させ火災を鎮火させることが出来たそうです

 

 

総勢31名が負傷するという大事故となりました。

 

 

 

 

 

これは、私の母から聞いた話なのですが

 

 

実は、親父はこの事故が起こる日三番方で

 

 

出勤の予定でした。

 

 

 

所が、親父は胸騒ぎと言うのかこの日は

 

 

異常な程出勤するのを嫌がっていたそうです

 

 

そこで親父と仲が良かった友達に交代を

 

 

お願いしたそうです

 

 

そのおかげで友人はこの事故と遭遇し負傷して

 

 

しまいました。それを知った親父は

 

 

一目散に坑内に入り友達を探して病院まで

 

 

搬送したそうです。

 

 

それ以来親父は友人に対して申し訳なさと

 

 

 

自分の不甲斐なさと悔しさと事故の大きさが

 

 

トラウマとなり坑内に入ることに恐怖を覚え

 

 

随分と苦しんだそうです。

 

 

その話を聞いた後親父がどんな思いで

 

 

私たちを育てるために仕事をしていたかを

 

 

思うと、感謝の言葉しか出てきませんでした

 

 

 

ちょっと重たい話になりましたが

 

 

また次回お会いしましょう

 

 

 

ナビゲーター木下でした。

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